
「歯周病専門医」は、国民への新たな専門的な歯科医療制度として、特定非営利活動法人日本歯周病学会が、歯周治療を専門的に取り扱うに充分な技量と倫理観を有する歯科医師を認定したものです。厚生労働省の布告により、日本歯周病学会が認定した「歯周病専門医」につきましては、広告等により、その公示が可能となっています。

歯周病は、冠状動脈性心疾患や誤嚥性肺炎、さらには、低体重児出産や糖尿病などの全身疾患の発症リスクを高める口腔内病気です。
歯周病に対しては、単に「歯の病気、口の中の病気」だと認識するのではなく、全身の健康管理のなかで注意すべき疾患としてその予防・治療に力を入れる必要があります。
正しいブラッシングを毎日行うことが最も有効な治療法ですが、歯周病が進行してしまった場合には、様々な手法で積極的な治療を行っていきます。
などを行います。

高野歯科医院では、進行した歯周病の治療には「組織再生誘導(GTR)法」や「エムドゲインによる再生療法」を採り入れています。
進行した歯周病には、フラップ手術など外科手術が必要で、手術後の傷の治癒は、4種類の組織由来細胞(歯肉上皮細胞、歯肉線維芽細胞、歯根膜細胞、骨芽細胞)が自然に再生して行きますが、従来の手術法では、細胞の増殖が速い上皮や歯肉線維芽細胞が根面に侵入し、他の細胞の到達を阻み、その結果、理想的な治癒形態を期待できませんでした。

組織再生誘導(GTR)法は、骨欠損部にGTR膜を設置することにより上皮や歯肉線維芽細胞の侵入を防ぎ、膜の内側のスペースに多分化能および再生能力を有する歯根膜由来細胞を誘導し、新付着を伴う歯周組織の再生を期待する治療法です。
組織再生誘導(GTR)法を用いることにより、治癒形態を理想に近づけることができます。
(非吸収性GTR膜を用いた場合、術後4〜6週で膜を除去するための二次手術が必要です。)
エムドゲインによる再生療法は、エナメルマトリックスタンパク質および成長因子を主に含有するゲル状の製剤(エムドゲイン)を用いる治療法で、エムドゲインの成分が歯周組織の再生を誘導、さらに、上皮細胞の増殖・侵入を抑制する効果があると考えられています。
エムドゲインによる再生療法を用いることにより、治癒形態を理想に近づけることができます。
GTR法と違い、術後の二次手術は不要です。


歯周病治療は、最初に「歯肉・口臭・歯槽骨の検査」をし、「歯石除去、噛み合わせの調整、虫歯治療、噛み合わせの回復、歯槽骨の回復(造成)」の後、「歯周の手術、歯槽骨の手術」を行い、最後に「入れ歯、ブリッジ、インプラントなど」を行う流れです。


歯周病の主犯はプラーク(歯垢)です。プラークを除去することで、誤嚥性肺炎を引き起こしにくい口腔内環境を作り、清掃によるリハビリテーション効果を得ます。
治療終了後も口の中の健康管理のため、3〜6ヶ月の間隔で再来院をしていただき、検診を繰り返すことで再発を防ぎます。
歯周治療が終了した後は定期検診を行って再発を予防することが非常に重要です。
歯周病の一番の治療法は、ご自身によるブラッシングであると言われています。ご自身によるケアと、3〜6ヶ月の間隔で来院していただき検診・メンテナンスを繰り返すことで再発を防いで行きましょう。


講演会で発表した資料、
『全身疾患に影響を及ぼす口腔内管理の重要性』です。
画像または、上のリンクをクリックしご覧ください。
(PDF形式:2.81MB)
筑西市に限らず、結城市、桜川市、下妻市、つくば市、栃木県小山市、真岡市など
遠くで歯周病専門医をお探しの方もどうぞご相談ください。